課題・背景
印刷業界の記者・研究員として20年間ウォッチしてきましたが、印刷市場が約40%縮小するなかでも、過去の成功体験ゆえなのか、印刷愛ゆえなのか、それともポジション・トークによるものなのか、「印刷は未来永劫続いていく」と語る方も数多くいらっしゃいます。現実を直視し、印刷に捉われないビジネス展開を提唱するために、『印刷会社の生存戦略』を書かせていただきました。
実施した内容
光山忠良の初の印刷業界向けビジネス書である同書は、印刷物製造・電子メディア・マーケティング支援のほか、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)に生き残る道筋があるのではないかという主張です。ほぼAmazonのみの販売でありながら、たくさんの反響をいただき、2024年現在も売れ続けています。社員向けに40冊買っていただいた経営者の方や、論文の参考文献にされたMBAコースの大学院生の方もいらっしゃいます。光山忠良にとっても、その後の講演などにもつながる転機となった大切な作品です。