大日本印刷とグループ会社のDNPアートコミュニケーションズは2023年12月から、個人クリエイターがアパレルやバッグなどの二次創作に利用できるアート作品画像提供サービス「イメージアーカイブ・ラボ」を開始している。フィンセント・ファン・ゴッホ≪自画像≫から狩野養信≪源氏物語図屏風(左隻)≫まで様々な有名絵画の画像が、ブロックチェーンを活用したデジタル証明書付きで提供されるため、クリエイターは安心して自身のアート作品に使用できる。
DNPアートコミュニケーションズは2008年の設立以来ルーヴル美術館やオルセー美術館などが加盟するフランス国立美術館連合や大英博物館、東京国立博物館などと提携し国内外の美術作品の画像約10万点を貸し出すイメージアーカイブ事業を展開しており、提携先の賛同が広がれば、国内1兆3574億円市場(2022年)ともいわれるクリエイターエコノミー市場の加速を後押しすることになる。