笹徳印刷、6億円投じ関東工場のパッケージ生産設備を増強へ

笹徳印刷株式会社(本社=愛知県豊明市)は2025829日に取締役会を開き、関東工場(埼玉県本庄市)に6億円を投じ生産設備および付帯設備を設置することを決議した。成長戦略の柱であるパッケージ分野の優位性を維持するため。着工は20265月、竣工は202610月。

同社は1890年創業の総合印刷会社で、2023922日東証スタンダードと名証メインに同時上場した。売上構成はパッケージ分野が70.9%、コミュニケーション分野が29.1%となっている。20256月期決算(連結)は売上高1255500万円(前期比96.9%)、経常利益42000万円(同78.5%)。

成長戦略の柱に位置付けているパッケージ分野では菓子・食品業界を中心に堅調に推移、20252月に関東工場にも拡大したフルフィルメントサービスも好調で、売上構成を高めている。

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