
ライセンスを受けてコミック・アニメ・絵本・キャラクターのグッズなどを作るキャラクタービジネスは近年右肩上がりで、2024年には2兆7773億円に達している。2025大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」のグッズ売上だけでも約800億円といえば規模感が伝わるだろうか。
大日本印刷が2025年にウォルトディズニー・ジャパンとライセンス契約したが、中堅・中小印刷会社も諦めてはいけない。ハロー・キティを擁するサンリオを提携して、顧客である大学のキャラクターグッズを製作した中小印刷会社の事例もあるし、少し古いが愛媛県今治市のゆるキャラ「バリィさん」をデザインしたのは地元の第一印刷の社員であり、今でも版権管理を事業の柱としている。ハイキュー!!やブルーロックなどのライセンスを取得しアクリルキーホルダーなどの製作で大ブレイクしたシンクイノベーションの事例もある。
地域のスポーツチームと提携するのもよし、YouTubeのインフルエンサーと連携するのもよし、地域の印刷会社にもチャンスは転がっている。















