
かつて学校の試験前にノートをコピーするために列に並んだコンビニの複合機であるが、近年は写真プリント機能も追加され、タッチパネルの操作でコンテンツをダウンロードできるようになったため、推し活のブロマイドやうちわ文字、競馬の出走表や楽譜、住宅地図や業界新聞までをプリントアウトすることができるようになった。そのいった背景から、某コンビニエンスストアではコンビニプリントの売上が前年比二桁パーセント増を続けているそうだ。
デバイスの性能が課題のように思えるが、ローソンエンタテインメントではブロマイド・ステッカー・シールを出力できるインクジェットデバイスを参考出品した。ゲーム筐体が最近、コンビニに置かれて話題になっているが、推し活グッズのプリント文化も浸透するかもしれない。
プリントショップのキンコーズ・ジャパンによると、推し活グッズはもちろん、法人が社内研修などで資料をプリントアウトする習慣が戻ってきているという。3Dプリンターのフィギュアも含め、コンビニやプリントショップからプリントのすそ野が広がるかもしれない。















