
2024年12月に東証スタンダード上場を果たしたMIC(旧水上印刷)の快進撃が続いている。売上は122億7500万円(2025年3月期)から138億円(2026年3月期)を見込んでいる。成長の要因はドラッグストアへの共同配送事業で、販促物のロジスティックスを入口に販売促進のワンストップサービスを目指している。
データ収集・整形やデザインから製造・ピッキング・物流までのバリューチェーンを握ることで付加価値を挙げることは、もはや中堅印刷会社にとっての常道といえる。共進ペイパー&パッケージも「トータル・パッケージ・システム」を掲げ、M&Aも活用してこれらの統合を目指している。
印刷会社はデータセンターから製造工場、物流倉庫までを担って初めて顧客から認められる時代が来るかもしれない。















