【新刊案内】光山忠良著『衰退か、再成長か 記者が見た印刷業界の20年』

光山忠良著『衰退か、再成長か 記者が見た印刷業界の20年』が114日、みつや出版事業部から発刊された。Amazonで購入できる。

著者が業界紙記者、シンクタンク研究員、コンサルタントとして取材した2004年~2024年までの約20年間について分析し、印刷業界の将来を予測している。

20年間で変わったものはたくさんある。電話帳・地図帳・週刊誌・伝票・取扱説明書・新聞・折込チラシはほとんど影を潜め、変わってスマートフォンがなんでもやってくれるようになった。大量生産・大量消費の時代が終焉し、商業オフ輪、新聞オフ輪は激減している。変わらないものといえば、価格競争くらいだろうか。

しかし、市場が4割減となるなかでも、生き残ってきた、むしろ成長してきた印刷会社もあるという事実がある。成長の10年か、衰退の10年か、それを推し量るために、印刷業界の現代史を振り返ったのが同著である。

光山忠良氏は印刷業界専門のライター/コンサルタント。1974年福岡県に生まれ、慶應義塾大学文学部を卒業後、広告代理店を経て2004年に印刷業界新聞社に入社。2014年に印刷業界専門のシンクタンクを経て、2019年に株式会社みつやの代表取締役に就任、出版事業部とコンサルタント事業部を立ち上げた。代表作は『印刷会社の生存戦略』

『衰退か、再成長か 記者が見た印刷業界の20年』

みつや出版事業部 ペーパーバックB5判 193ページ

定価1800円+税 購入はAmazonで。

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