光文堂新春機材展「Print Doors 2026」開催、製函のオンデマンドソリューション目立つ

東海地区最大の印刷機材展「光文堂新春機材展Print Doors2026」が12829日、名古屋市のポートメッセなごやで開かれた。

86社以上のメーカー、ベンダーが出展していたが、見どころは主催者である印刷機材商社の株式会社光文堂のブース。デジタル加工による段ボールや紙器の抜き、貼り、ムシリ、筋入れから製函、段ボール箱のラッピングロボットまでの最新鋭機器が並んだ。

光文堂のムシリ機
光文堂のレーザー加工機

特に今回はオリジナルグッズのブームを見据え、トレーディングカードのデジタルブッシュ抜き加工機やTシャツの昇華転写機などが出展された。

光文堂のテキスタイル昇華転写機

またAIで原稿を校正・校閲を抽出したり、QRコードのリンク先をチェックするなどのソフトも充実していた。

AIを使った原稿チェックソリューションなどを提案

印刷会社からもコラボレーション(作業交流)のための出展が多かった。第一印刷(静岡県)は荷札のデザインから荷札製造、紐付けまでを一貫生産する「荷札屋本舗」をアピールし、大洞印刷(岐阜県)はクリアファイルなどの加飾技術をPRしていた。

荷札をPRする第一印刷の大見信二社長

メーカー・ベンダーからもトナー方式のデジタル印刷機からソフトウェアまでが出展された。アビッド・フレックスの「パックフロー」は高度なトラッピングや面付けなどを自動化する。

アビッド・フレックスの自動製版システム

初日の28日には特別セミナーとして髙本隆彦氏(大阪府印刷工業組合理事長/大興印刷社長)による講演「消える紙と残る紙」が開かれ、学生を含む150人近くの参加者を集めた。髙本氏は大阪府印刷工業組合の取り組みとして202510月に開かれた「PRINT LOVERS OSAKA2025」を取り上げ、クリエイターの想像を超える表現が印刷会社ではなしえることを紹介した。また大興印刷としては自社のトレーディングカードが世界的なヒット商品となったことを説明した。

髙本隆彦氏による講演
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