出版科学研究所によると、2023年の紙のコミック市場は同8.0%減の2107億円。電子コミックは同7.8%増の4830億円となったため、シェアは30.3%にまで下降している。

紙のコミック市場は2015年の3268億円から2019年には2387億円まで縮小、コロナ禍では2706億円(2020年)、2645億円(2021年)に達したが、2022年には2291億円と鎮静化、2023年も2107億円と下降トレンドに戻っている。特にコミック誌は減少幅が大きく、2015年の1166億円から2023年には497億円と8年間で57.3%減となっており、Webやアプリに連載を切り替える動きも多くみられる。

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