
少子高齢化により農業の担い手が減少し、地方の過疎化が進んでいる。農業をやりたい人材がいても、煩雑な手続きや農業用機械等の費用、販路開拓など高いハードルがある。
岡山県北部の県内最大面積を誇る真庭市も同様の問題を抱えている。そこでTOPPANエッジなど6社は、2026年度にも新会社を設立し、農業分野におけるトータルサポートを行う。具体的には①農業者が行う交付金手続きなどの事務代行②人手や機械の足りない農業者と余っている農業者のマッチング③農作物・加工品の販路開拓支援④新規移住などの情報発信――などを行う。
プロジェクト参画団体は2025年5月23日現在、株式会社パソナグループ、株式会社パソナ農援隊、株式会社丹後王国ブルワリー、TOPPANエッジ株式会社、株式会社天満屋、株式会社中国銀行であるが、新たな参画企業も募集している。TOPPANエッジは農業マッチングサービス「農託」の提供などを行う。