
「リテールメディア」という言葉が日本のマーケティング業界でもてはやされて数年経つが、いまだにその定義はあいまいなままだ。小売業界が持つデータを駆使したメディア展開のことを指すが、スマホやデジタルサイネージなどのオンライン広告に限定する場合もあれば、チラシ、POPからメーカー派遣の販売員まで含めてしまう場合もある▼いずれにせよ、キーワードは「店舗」である。店舗を彩るあらゆるメッセージが今後のマーケティングの鍵となる。デジタルサイネージ、POPや什器、商品のラベルやパッケージ。思えば今伸びている中堅印刷会社の多くは、この分野で成長している▼チラシやDMなどの紙メディアはこれからも縮小するだろう。これからは店舗の最終購買決定にかかわるこれらのマーケティングツールが、商業印刷市場の主役を担うのではないか。(光山)














