【詳説】大阪シーリング印刷の食品向けシール・ラベル新製品(FOOMA JAPAN 2026)

大阪シーリング印刷株式会社(大阪市天王寺区)は202662日から5日まで東京ビッグサイトで開かれた食品製造総合展示会「FOOMA JAPAN 2026」で、食品向けシール・ラベルの新製品の数々を出展した。新製品・参考出品を中心に紹介する。

筆記・印刷可能な糊付きサーマルレジロール(参考出展)

コーヒーショップやファストフード店などクイックサービスレストラン向けのレジロール。

従来のライナーレスラベル(剥離紙を使用しない粘着ラベル)は表面紙にシリコーンを塗工しているため筆記や印刷は困難である。一方シリコーンを塗工していないラベルは剥離性がない。今回大阪シーリング印刷では、容易に剝がれるのに筆記・印刷ができるというオーバーコート層を開発した。

クイックサービスレストランでは店頭のレジで注文を印字し、印字した伝票をもとにキッチンで調理し、商品のコーヒーやクラフト袋などに伝票を貼り、カスタムオーダーや袋詰めの確認などを手書きでチェックできると注文ミスが防げる。

モノマテリアルラベル(参考出展)

PET容器と同一素材(モノマテリアル)のフィルムラベル。従来のアクリルやゴムの樹脂ではなく、容器と同一素材のポリエステル系粘着剤を使用することで、リサイクル適正を高める。

「トメピタ」(7月発売)

商品の表示ラベルの一部を手で剥がすと、商品の封止めシールとして活用できるアイデア商品。消費者は食品の袋を開封した後、食べきれない場合に封止めとして使用できる。

高透明ラベル

平滑性に優れた特殊な剥離紙を採用することで、従来の「白っぽい曇り」を徹底的に抑制、貼っていることを感じさせない、まるで容器に直接印刷したかのような透明感で、容器の素材感や中身の色味を最大限に引き出す。

チルピタ和紙調タイプ

結露が発生しやすいチルド商品にも貼り付けができるラベル「チルピタ」。和紙調のラベルも展開している。

紙製結束サーマルバンド「ペーパックサーマルバンド」

熱転写リボンレス印字とプラスチックフィルム不使用の紙製結束資材。顕色剤に石油由来の原料を使用せず、代わりに木材からパルプを取り出す際に発生する廃液に含まれるクラフトリグニンを使用したバイオマス由来のサーマル原紙「Treeloop Thermal」(ツリーループ サーマル)による製品である。

 

そのほか、手でちぎった和紙の風合いのラベル「ちぎり和紙」のラインアップで、日本酒の海外輸出にも耐えられる「ちぎり和紙高耐摩耗タイプ」など、数々の高機能シール・ラベルが紹介されていた。

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