日本製紙、八代工場のグラフィック用紙・パルプ事業の終了を決議 中期経営計画による既定路線
equipment of paper mill

日本製紙株式会社は2026年11月6日、八代工場(熊本県八代市)のグラフィック用紙・パルプ事業の終了を取締役会で決議した。

日本製紙は2026年5月28日に発表した「中期経営計画2030」で、グラフィック用紙の生産拠点を石巻、岩沼、岩国の三拠点に集約することを決定していた。そうしたなか、2026年7月28日に令和8年熊本地震が発生し、八代工場の生産設備や建屋などが損傷、現状復旧が極めて困難であることを踏まえ、同工場のグラフィック用紙・パルプ事業を終了することとした。同工場で開始予定だった家庭紙事業についても生産設備の建設工事をいったん停止し、計画を再検討する。

なお八代工場は九州地域の国産材の調達力、33万㎡もの広大な敷地、水・電力等のインフラ、八代港の活用による物流面での優位性を活用し、協業も含めた新たな事業を検討する。

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