佐川印刷(愛媛)、ダンボールで地域循環型CO₂削減ビジネスの実現へ

佐川印刷株式会社(愛媛県松山市、佐川正純社長)は、ダンボールを活用した愛媛県内循環型のCO₂削減ビジネスモデルの構築に取り組み、地域の脱炭素化と循環型ものづくりの推進をめざす。このたび愛媛県が公募した「令和8年度愛媛県ゼロカーボン・ビジネスモデル創出事業」においてこの企画提案が採択され、実施事業者に選定された。

佐川印刷は愛媛県松山市に本社を置く総合印刷会社。印刷を基盤に、デジタルプリンティング、ウェアプリント、サイン・ディスプレイ、Web・映像制作など幅広いコミュニケーション支援を展開している。また2026年4月に「未来を創るためのゼロカーボン宣言」を制定し、「えひめゼロカーボン・チャレンジ企業」の認定取得、ISO14001自己適合宣言やグリーンプリンティング工場認定を取得するとともに、太陽光発電設備の導入、電気自動車・ハイブリッド車の導入、バイオディーゼル燃料の活用など、環境負荷低減に継続して取り組んでいる。

同社では、長年培ってきたデザイン、立体設計、デジタル印刷、加工・試作技術を活用し、プラスチックやスチールなどで従来作られてきた家具・什器・掲示物などをダンボールへ転換、CO₂排出量削減をめざす。あわせて、ダンボール素材の開発から製造、販売、回収・リサイクルまでを愛媛県内で完結させる循環型ビジネスモデルの実現可能性を実証する。

佐川央晃常務取締役のコメント「私たちが目指しているのは、ダンボール製品をつくることではありません。「ビジネスモデルの中でCO₂削減につながる仕組み」を地域につくることです。素材の開発から設計、製造、回収、リサイクルまでを県内で循環させることで、脱炭素と地域産業の活性化を両立する新しいビジネスモデルに挑戦します」

おすすめの記事