【コラム清風025】「暗黙知」を生かした地域活性化ビジネスを

地元・福岡での懇親会のたけなわ、東京の方が「博多っ子のみなさんは」と話し始めて急に微妙な空気が流れてしまった。福岡イコール博多ではない。むしろ城下町・福岡と、商人の町・博多にはそれぞれプライドがあり、気質があり、対立した歴史すらある▼講演のまくらにその地方ネタを披露する講師は多いが、私は地方で講演するときは、決して地方ネタはしないことにしている。どんなに勉強したって、その地域の風土や気質をわかりはしないからだ▼地域の印刷会社はこういった地域の「暗黙知」を活用した地域活性化ビジネスに取り組むべきだ。東京の大手広告代理店のようなどこかの成功事例の水平展開ではなく、その地域の人だからわかる地域の魅力や課題を見出すのだ▼「形式知」はインターネットを見ればわかる時代だ。だからこそ地域の印刷会社が積み重ねてきた「暗黙知」はかけがえのない財産になる。(光山)

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